長時間お客様と対応するオペレーターは、ストレスが高くなってしまいます。お客様への対応に悪影響をもたらさないために、スーパーバイザーがとる最も適切な行動は次のどれですか。
《正答》 イ
《解説》 状況を説明してもらい、必要であればスーパーバイザーの判断で一時的に席を離れ、応対業務から外してもらようにする。その場で周りと雑談をすると他のオペレーターの業務の支障となる恐れがある。
オペレーターのシフト関連の問題解決方法に対する記述として、最も適切なものは次のどれですか。
《正答》 ア
《解説》 問題解決方法(ソリューション)の妥当性(または抵抗勢力)を評価できるように、問題が発生する前に予知し、反応的ではなく、プロアクティブな姿勢を取ることが望ましい。問題を分析し、改善後の結果を想定して行動する。
グループの効率目標を達成する取り組みとして、適切なものは次のどれですか。
《正答》 ウ
《解説》 与えられた目標を達成するためには、目標達成の必要性を十分理解し、目先の安易な方法にとらわれることなく、献身的に努力を惜しまない姿勢での取り組みが大事である。
オペレーターを採用する際の応募者の絞り込みに関し、最も重点をおくべきことは次のどれですか。
《正答》 イ
《解説》 見た目(外から)の印象や言葉に左右されず、本人の持っている資質を見極める事が重要である。
オープンクエスチョンについての説明で最も適切なものは次のうちどれですか。
《正答》 エ
《解説》 YES/NO、あるいは短い言葉で答えられる質問はクローズドクエスチョンで、何回も続けて使うと一方的な価値観で答えを誘導されているような傲慢さを感じ、不快感を与えることがある。オープンクエスチョンは相手が自由に答えられる質問をさす。考えが整理できていないと答えにくいが、相手が話し好き、または気軽に話してくれる状況の場合に有効であり、相手が自由に話す事によって情報を引き出す時に効果的である。
社内ミーティングの際、業務姿勢として、適切ではないものは次のどれですか。
《正答》 エ
《解説》 ミーティングの目的は、社内連絡事項やプロジェクト進行のプロセス確認など情報を共有するだけではなく、問題解決に向けた意見交換や新たな提案の場でもある。共通の目的に対して限られた会議時間内で成果を上げるためには、事前に議題を把握し、各自が積極的に発言を行う事が重要である。
お客様の質問内容がわかりにくく、回答にも手間取っています。応対として最も適切なものは次のどれですか。
《正答》 エ
《解説》 お客様の話をしっかりと傾聴し不明な点を捉えて、容易な言葉でわかり易く的を絞った説明をすることが重要である
コンタクトセンターにおけるコールモニタリングを実施する際、問題点として最も重視すべきものは次のうちどれですか。
《正答》 エ
《解説》 回答精度(重大なミス)に関する問題点である。再度電話をしなければいけない場合や、不要なコストを発生させるミスがこれにあたる。
積極的に行動しているスーパーバイザーを表わす記述として最も適切なものは次のどれですか。
《正答》 エ
《解説》 ポイントは「見本となる」という点である。「ウ」はスーパーバイザーに求められる最低限能力をさす。また、「エ」については、運用ルールやプロセスを遵守する事が重要であり、かつ、見本となるスーパーバイザーには合理的思考能力(環境・状況に応じた効率的な能力)が求められる。
お客様志向で考える際に重要なポイントとして、最も適切なものは次のどれですか。
《正答》 エ
《解説》 お客様志向を考える際に重要なポイントの一つとして、お客様にきちんとご理解いただけるかが必要である。そのため、わかりやすくかつ簡潔・明瞭に説明することが求められる。
お客様への質問方法として、最も適切なものは次のうちどれですか。
《正答》 ウ
《解説》 アウトバウンドでは、まず、お客様の考えや意見を確認するオープンクエスチョンをし、さらに状況に応じた質問や提案を行っていく方法がよいとされている。お客様の状況に合わせて、話すことが重要であり、お客様ごとの事前期待を知る質問をして認識のギャップを生まないようにしたい。また、内容をあまり理解されていなお客様からの問合せでは、内容を整理して確認を行うクローズドクエスチョンが効果的となることが多い。
目標に対しての結果が未達で達成が危ぶまれる状況の時、業務姿勢として最も適切なものはどれですか。
《正答》 ア
《解説》 最後まで諦めずに取組む姿勢が重要である。目標達成を目指すプロセスとしての問題点の把握、設定値の分析が望ましい。